U18アジア選手権、満を持して日本のエース、吉田輝星が日韓戦に登板しました。
甲子園の激闘から2週間あまり経過して、実質今回の日韓戦が初の実戦に近い状態でしたね
注目の吉田輝星のピッチングはどうだったのか、また侍ジャパンの他の投手の事も書いていこうと思います。
注目の日韓戦、吉田輝星は?
いよいよ今日から本番という感じでしょうか?
それまでは、相手とのレベルの差がありましたらね・・
予選ラウンドの国は日本の他に、
グループA
- 韓国
- スリランカ
- 香港
もう一つのグループの国は
グループB
- 台湾
- 中国
- インドネシア
- パキスタン
※グループA、グループBの1位・2位チームが、それぞれ違うグループの1位・2位と対戦。
同組との試合は行わず、オープニングラウンドの対戦結果をそのままスーパーラウンドの成績として適用する。
A組は、日本と韓国が決定。B組は台湾と中国
日本は、香港とスリランカには大勝して、今日が運命の日韓戦。
その大事な試合に吉田輝星が登板します。
「侍ポーズ」はダメになり、肝心のピッチングでいいところを魅せたかったのですが・・
やはり甲子園の連投の疲れなのか、それとも疲労回復に努めて登板間隔が空いたのが原因なのか?分からないが、初回は少し違和感があったのではないかと思う。
球自体は、初回から148km/h、149km/hと150キロに迫るストレートを投げていましたが、球自体も変化球も真ん中付近に入ってしまう。
一方の韓国の打者は吉田輝星の球をファールボールで粘って球数を投げさせて、甘い球を好球必打していく、そんな狙いもあったのか?
そして名手、小園のアンラッキーなエラーがあり、ランナーが1,2塁になったところで韓国の4番、キム・デハンが吉田輝星の初球の甘いスライダーをジャストミート!
レフトスタンドに入るスリーランホームランが入って、なんと初回に韓国が3点のリード。
吉田輝星は韓国打線に捕まってしまいましたね・・やはり実戦から少し離れていたからでしょうか?それとも、韓国打線が対吉田輝星対策をしたきたのか・・
今年の韓国の打者は、大きいのを打つというよりも、コンパクトに逆方向に逆らわないで打つような感じでしょうか?
そしてきわどい球は、ファールで逃げる・・まるで侍ジャパンがやりたいような野球を、韓国側がやっているように思います。
吉田輝星は、2回から本来の姿に戻り、ヒットを打たせません。ほぼパーフェクトなピッチング!次回に期待が持てます。
対韓国の吉田輝星 投球内容
- 回数:6回
- 投球数:95球
- 打者:24人
- 被安打:2
- 三振:5
- 四死球:2
- 失点:3
吉田輝星の韓国戦の内容ですが、投球数は粘られた分と、もともと球数が多いのでこんなものでは。ただこの大会は投球数制限もあるので、球数は鬼門ですね。
ただビックリするのが、2回以降はほぼ完ぺきに抑えたことは収穫なのではいでしょうか?
このデータで驚くのは、被安打が「2」
いかに2回以降、韓国打線を抑えたのかが分かりますね。
韓国代表のキム・ソンヨン監督も
「吉田はいい投手だった。若いけど、技術も闘志もあってバランスの取れた投手だった」
と吉田輝星を褒めていましたね。それとも余裕のコメントか??
侍ジャパン、他の投手は?
吉田輝星が6回を投げた後に7回に横浜高校の板川、8回は大阪桐蔭のエース柿木、そして9回は何でもできる根尾。
強力韓国打線を見事に抑えました。
皆さんすごかったですが、個人的には、7回から登板した板川 佳矢(いたがわ よしや)が特に良かったなと思いましたね。
コントロール抜群でフォークボールやチェンジアップでタイミングをずらし、まったく韓国の打者を寄せ付けなかったので、決勝ラウンドに行ったらワンポイントとかで投げる機会が増えるのではないかと思います。
そして贅沢な、大阪桐蔭コンビの柿木、根尾のコンビで締めくくるパターンでしょうか?
今日投げた投手が軸になりそうです。
まとめ
U18アジア選手権、注目の日韓戦が行われましたが、疲労明けから帰ってきたエース吉田輝星が登板しました。
実戦感覚が鈍ったのが影響したか、初回に甘く入ったスライダーを見事に捕まえられて3失点。
そのあとはパーフェクトに抑えましたので、次回の登板に期待します。
そして吉田の後の後続のピッチャー陣も韓国打線に付け入るスキを寄せ付けない見事なピッチングを披露したので、決勝ラウンドは楽しみです。
そして決勝は日本対韓国になるのでしょうか?
サッカーはじめ、他のスポーツでの日韓戦は、イマイチな結果なので、ここで少し意地を見せてほしいです
おわり