上原浩治は今季限りで引退の可能性？通算成績と年俸の推移は？

メジャーからびっくりするようなニュースが飛び込んできましたね

メジャーリーグ、カブスでFA（フリーエージェント）になっている上原浩治投手が今季限りでの引退をほのめかしました

日本で10年、海外で10年と区切りをつけていると思われます

個人的にはまだまだやれると思いますが、これは本人の意思なのでどうしようもありませんが

これまでの上原浩治投手の通算成績と年俸の推移を見ていきたいと思います

プロフィール

上原 浩治（うえはら こうじ）

生年月日：1975年4月3日

出身：大阪府寝屋川市

身長：188㎝　体重：88.5㎝

右投げ右打ち

ポジション：投手

プロ入り：1998年 ドラフト1位（逆指名）

所属チーム

• 東海大学付属仰星高等学校
• 大阪体育大学
• 読売ジャイアンツ (1999 - 2008)
• ボルチモア・オリオールズ (2009 - 2011)
• テキサス・レンジャーズ (2011 - 2012)
• ボストン・レッドソックス (2013 - 2016)
• シカゴ・カブス (2017)

今季限りで引退？？

日本で10年プレーしてメジャーで今年10年目ですが、今現在上原浩治はシカゴ・カブスをFAになっており、所属チームが決まっていません。

イチローも同じでまだ所属チームが決まっていませんね

メジャー９年目の昨季はカブスでプレー

中継ぎとして４９試合登板し、３勝４敗２セーブ、１４ホールド、防御率３・９８だった。

これまで複数のメジャー球団からオファーはあるというが、

「もう少しの辛抱かなと。見えてきそうで見えてこない」のが現状だという

でも今年で43歳のピッチャーがにメジャーの球団が手を挙げてくれるか心配だが、上原浩治の武器は何と言っても「制球力」です

たとえ力が落ちたとしてもワンポイントでリリーフ登板だったら出来そうな気がしますが

監督としたら、フォアボールを出さないので計算できますからね

それに「浮き上がる」4シームのストレートと、コントロール自在のスプリット（SFF）があるので、メジャーもそう打てないと思います

でも上原浩治はメジャーに行ってからここまで良く活躍できたなと思いましたね

メジャーに渡ったのが33歳、巨人時代も後半は怪我があり満足の行く投球ができなかったから

メジャーに行って無理かなと思いましたが、なんとなんと、リリーフやストッパーで大活躍！してたので

レッドソックス在籍時には世界一になってますし、最後ストッパーで出てきて優勝投手になっていましたから

メジャーの年金制度

メジャーリーグでは、選手会によって年金が運営されていまして

メジャーの選手登録が5年以上あれば資格が得られ、10年の選手登録があれば、満額となり、死ぬまで支給されるそうです

満額の場合は、17万5千ドル（約1,960万円/ドル円：112円換算）を毎年受け取れます。

仮に選手登録が5年ならば満額の半額、9年ならば90％が支給され、5年未満であればゼロ。

また、マイナーリーガーにはこの年金は適用されず、全く支給されません。

これはメジャーリーガーには好待遇ですが、マイナーにとっては厳しいですね。アメリカはホントはっきりしてます

上原浩治は、もし、どこの球団も契約されなくて引退したら、一応90％の額で年金がもらえるんですね

まあ年金満額欲しさにもう一年やろうとは思っていないと思いますが・・

メジャーリーガーはそんな待遇が厚い年金制度があります

通算成績と年俸

ここで上原浩治の通算成績と年俸の推移を見ていきましょう

NPB

1999年　20勝4敗　防御率2.09　読売ジャイアンツ

2000年　9勝7敗　  防御率3.57　読売ジャイアンツ

2001年　10勝7敗　防御率4.02　読売ジャイアンツ

2002年　17勝5敗　防御率2.60　読売ジャイアンツ

2003年　16勝5敗　防御率3.17　読売ジャイアンツ

2004年　13勝5敗　防御率2.60　読売ジャイアンツ

2005年　9勝12敗　防御率3.31　読売ジャイアンツ

2006年　8勝9敗　  防御率3.21　読売ジャイアンツ

2007年　4勝3敗32Ｓ 防御率1.74　読売ジャイアンツ

2008年　6勝5敗１Ｓ    防御率3.81　読売ジャイアンツ

日本通算　112勝　62敗　３３S　防御率3.01

年俸

1999年　1300万円　読売ジャイアンツ

2000年　6600万円　読売ジャイアンツ

2001年　7600万円　読売ジャイアンツ

2002年　1億600万円　読売ジャイアンツ

2003年　2億1000万円　読売ジャイアンツ

2004年　3億　読売ジャイアンツ

2005年　3億5000万円　読売ジャイアンツ

2006年　3億4000万円　読売ジャイアンツ

2007年　3億1000万円　読売ジャイアンツ

2008年　4億円　読売ジャイアンツ

MLB

2009年　2勝4敗　  防御率4.05　オリオールズ

2010年　1勝2敗13S 　防御率2.86　オリオールズ

2011年　2勝3敗　防御率2.35　オリオールズ

2012年　0勝0敗1S  　防御率1.75　レンジャーズ

2013年　4勝1敗21S 　防御率1.09　レッドソックス

2014年　6勝5敗26S 　防御率2.52　レッドソックス

2015年　2勝4敗25S　 防御率2.23　レッドソックス

2016年　2勝3敗7S      防御率3.45　レッドソックス

2017年　3勝4敗2S    防御率3.98 　カブス

メジャー通算　22勝　26敗　95S　防御率2.66

年俸

2009年　6億円　オリオールズ

2010年　6億円　オリオールズ

2011年　5億円　レンジャーズ

2012年　5億円　レンジャーズ

2013年　5億円　レッドソックス⇒リーグチャンピオンシップシリーズMVP

2014年　６億円　レッドソックス

2015年　１０億円　レッドソックス

2016年　１０億円　レッドソックス

2017年　７億円　カブス

こう見ますと、40歳を超えてからなお年俸が上がるって尋常ではないですね

まとめ

今季で引退の可能性の発言をしました上原浩治ですが、年齢も今年で43歳になるんですよね

以前の勢いはないかもしれませんが、抜群のコントロールと自由自在のスプリットがあるので、メジャーとは言わず、日本に復帰はないのでしょうか？

本人は日本復帰は否定していますが、日本だったらまだやれるなと思います

そもそも日本に魅力がないのかもしれませんね

それとメジャーの年金ですが、今時点で上原浩治は9割の年金がもらえると思います

来年もメジャーで登録されれば、満額いただけますね

年金満額受給者は、野茂、イチロー、松井、大家、そして上原浩治となりますが、

これはメジャーリーグ機構で選手側が勝ち取った権利なので、栄誉のある制度です

日本のプロ野球はあることはありますが微々たる額で、とても生活は出来ません

メジャーで10年在籍ってとんでもないレジェンドですよ

それと通算成績と年俸を出しましたが、やはり日本とメジャーでは金額が全然違いますね

やはりアメリカンドリーム目指して海を渡る気持ちがわかりますし、真剣勝負を楽しみたいのだなとも思います

メジャーでは全員「助っ人」ですから

ぜひ来季もメジャーでもメジャー以外でも上原浩治の投球が観たいです

おわり