昨年、7球団の争奪戦の末日本ハムにドラフト1位で入団した清宮幸太郎だが、プロの洗礼に遭い、思うような活躍ができていませんが、
現在の清宮幸太郎はどうなのだろうか?
エレベーターの様に1軍と2軍を行き来して、揉まれて行ってどう変化したか?
また守備はイマイチという評価でしたが、その後はどうなったか検証したいと思います。
清宮幸太郎の現在の評価はどう?
鳴り物入りで入団した清宮幸太郎、それはそのはず、リトルリーグで「リトルベーブルース」と言われ世界一になった過去。
早稲田実業に進学し、1年から甲子園に出てホームランをかっ飛ばし、昨年はU-18ワールドカップにも4番として出場。
高校通算ホームランも記録更新となる111本も放ち、周りは期待しないはずはありません。高校通算ホームランは、練習試合も含みますけど、冗談では打てない本数。
7球団の競合の末に日本ハムに入団して、1軍に定着するかなと思いましたが、そんなには甘くなかったですね。
1年目のオープン戦、成績は19打数ノーヒット、四死球4、三振8という成績に終わり、オープン戦期間中に限局性腹膜炎を発症し緊急入院。
2018シーズンのスタートは二軍からのスタートになりました。
あの松井秀喜も2軍からのスタートでしたしね。
その2軍では、本塁打を量産しています。
2軍のオールスター、フレッシュオールスターに全イースタンの「3番・指名打者」で出場、この日も第2打席で中日の藤嶋健人からライトへ本塁打を放ち存在感を見せてます。
2軍での成績は、45試合、160打数 39安打 17本塁打 47三振 打率.244
2軍では本塁打も放つが三振も多いという結果ですね。でも、高卒ルーキーで19歳でここまでできれば上等なのですが・・本人も納得してないと思いますが、周りの期待が大きすぎるからね・・
8月に1軍復帰で上昇気流?
ここまで清宮幸太郎は
- 5月2日の楽天戦で1軍デビュー。9日のオリックス戦でプロ第1号本塁打を放つ
- 28日に出場選手登録を抹消。
- 7月9日に再登録されたる
- 11日に再び登録を抹消される
このように「エレベーター」の様に1軍⇔2軍を行き来していましたが、8月21日に再登録。
その登録日に、ソフトバンクの中田が投じた2球目の直球を豪快に振り抜くと、打球は大きな放物線を描き右翼席に飛び込む2号2ランとなりました。
翌22日に2試合連続となる逆転の3号3ランを放つ。それもソフトバンクのバンデンハークからですから、コツをつかんだのでは?
そして26日には、プロ初の1試合3安打を記録。ここで2塁打が出てればサイクル安打でしたが・・
2-2の8回には、本拠地の札幌ドームで初となる4号ソロを右中間席に運んだ。
高卒新人の本塁打を含む3安打は93年の松井秀喜(巨人)以来25年ぶりで憧れのゴジラに並ぶ。新人の4本塁打は日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷の13年の3本塁打を上回る。
ついに「怪物」が目覚めたか?
1軍昇格後、5戦3発を放ち、打率も.389と好調ですね!
城石打撃コーチは、変化球の対応ができてきていると清宮の成長ぶりを明かし、清宮本人も
「やっと打ち方が分かってきた。木のバットに順応できてきた」
ついに錯覚した清宮幸太郎、1軍での、変化球の打ち方のコツがわかったみたいなので、これからは大崩れしないと思う。
現在の評価は、上々、良くなってきている。シーズン終了後には10本塁打も夢ではないのではと思います。
松井秀喜氏の1年目の記録に並ぶか超えるかもね!
守備は下手なまま?
清宮幸太郎の打撃に関しては、改善が見られていい傾向ですが、守備ではどうなのだろうか?
守備の方は以前からイマイチの評価でしたが、現在はどうなのでしょう?
ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞3回を受賞した名手、金子守備コーチの付きっきりの指導のもと、スローイングや捕球技術などプロで通用する守備の基本を繰り返し繰り返し行っています。
金子コーチの判断ですと、「まだそのレベルには至ってない」との事。
う~ん、厳しいですね・・守備に関してはちょっと時間がかかりそうです。
清宮幸太郎が守るとしたら、ファーストか外野。
それ以外だと、DHになります。
1軍に復帰後はDHでの起用が多いですね、これは清宮に負担をかけない為か?それとも守れるところがないからか?
いずれにしても、守備に関してはまだ時間がかかりそうです。
まとめ
清宮幸太郎の現在の評価はどうななだろうか?という事で検証しましたが、苦しんではいるが打撃に関しては、上々だと思います。
とくに8月に1軍に復帰後は、5戦3本塁打、猛打賞も記録していますので、本人もコツをつかんだようでこれから本領発揮ではないでしょうか?
守備に関しては、まだまだ完全の余地があるので、しばらくはDHでの起用になるのでは?と思います。
今後の清宮幸太郎に期待します。
おわり