第12回U18アジア選手権が9月3日から開催されますが、そのアジア選手権でも甲子園で禁止とされていた「侍ポーズ」は禁止と言う通達が流れました。
「侍ポーズ」吉田輝星のルーティーンだったのですが、それもダメだと・・
また吉田輝星に対する海外の反応はいかがなのか?調べてみたいと思います。
吉田輝星の疲労は大丈夫?
9月3日から開催されるU18アジア選手権に向けて、甲子園の日程終了後、選抜メンバーが集まり大学日本代表や各県選抜と壮行試合を行い、宮崎県選抜との試合で「疲労回復」に務めていた金足農業の吉田輝星が最終回に1イニング投げることができました。
吉田輝星は県予選から甲子園決勝途中まで、「たった一人」で投げてきました。
甲子園で881球、総投球数1517球・・これまでの甲子園で投球数は上位にランクされてしまうくらい投げています。
これだけ投げれば疲労回復には時間がかかるかなと思いましたが、最後に間に合って良かったですね!
MAX149km/hも記録、復活ですね。でも少し心配ですがね・・
U18アジア選手権でも「侍ポーズ」禁止!
吉田輝星と言ったら、金足農業での初回と最終回にセンター「侍ポーズ」または「シャキーンポーズ」をセンターの大友とやるのがルーティーンだったのですが、高野連が「やっちゃだめだよ」と自粛の要請。
関連記事:吉田輝星と藤原恭大がU-18で「侍ポーズ」?ドラフトの評価は?
アジア選手権の大会前の壮行試合では「侍ポーズ」はやってもOKだったようだ。
相手も日本人だしファンも観たかったと思うのでと高野連談。
ただ、本番のU18アジア選手権では、また高野連から「侍ポーズ」自粛の要請がありました。
理由は、国際大会では派手なパフォーマーは「侮辱行為」と誤解を受けることがあると言う。なのでもし「侍ポーズ」を披露したら、相手から報復として打者にデットボールとか受ける可能性があるので辞めなさいという事。
去年のU18ワールドカップの時も、3位決定戦で対カナダ戦で日本が大量リードしていて、走者が盗塁したら次の回に清宮幸太郎(現日本ハム)がデットボールを受けました。
さらに清宮幸太郎に対しカナダ選手が「汚い侮辱的な発言もしてきた」と言っていました。
清宮、英語がわかるんですね・・
なので国際大会では大量リードの際はバントや盗塁などは控えるべきなようです。(点差が開き試合がある程度決まっている状態でのバントや盗塁は侮辱とみなされる)
日本では、大量リードでも何があるか分からないので点を取りに行きますが、世界大会では、日本のような価値観は通用しないという事になります。
それでも吉田輝星は、「バレないように」侍ポーズをやりそうですけどね!
吉田輝星の海外の反応は?
吉田輝星のピッチングを海外はどのように見ているのでしょうか?反応を見てみたいと思います。
アメリカでは吉田輝星の投球数を見て「虐待」だと言っています。アメリカでは肩は「消耗品」と言う考えで日本とは価値観が全く違うので、1500球近く投げるのは虐待と言うのは当然ですね。
「夏の一番暑い時期に連日(試合を行う)。もう少し考えてほしい」とも言っています。
しかも、元大阪府知事の橋本徹氏は
「しかし金足農業の吉田選手を美談で終わらす間は、日本のスポーツ界に未来はない。
吉田選手にどれだけの負担がかかり、選手寿命をどれだけ縮めたのかを科学的に明らかにすべき。
それくらいのことができないなら日本のスポーツ科学論は役立たず」
ともおっしゃっています。
金足農業は、吉田輝星一人に頼らなければならなかった台所事情があったので、やむを得ないと言っては酷だが、2人、3人の力のある投手は必要ですね。
今回のU18アジア選手権では、新たに投手の投球制限が決められました。
- 最大の球数は「105球」となっており、この数字に達した場合は4日間の休息が義務づけられる。
- 「50球」に達した場合は「中1日」を空けなければならない(球数が上限に達した場合は、その打者との対戦が終わるまでは投球可能)。
- 49球までならば、翌日の連投は可能であるが、1球でも投げれば、「中1日」を空ける必要がある。
- 仮に104球で降板した場合でも、「50球」を超えているわけであるから、「中1日」の休息を設けなければならない。
- 球数にかかわらず、3日続けて登板した場合は翌日の「4連投」は認められない。
と言うルールです。
WBC(ワールドベースボールクラシック)では投球制限は導入されていましたが、今回からU18アジア選手権でも導入されます。
まとめ
高野連から、夏の甲子園の時の同様に、U18アジア選手権でも吉田輝星の「侍ポーズ」は禁止となりました。
せっかくセンターの大阪桐蔭の藤原恭太と「夢の共演」ができるのかなと思いましたが、相手から侮辱行為とみなされ、報復攻撃を受ける可能性があるという事なので自粛・・
でも吉田輝星でしたら、甲子園でもありましたが、何か小さく「侍ポーズ」をやりそうですね!
また吉田輝星の海外の反応は「虐待」と言われています。理由は投げすぎ。
著名人の方も警笛を鳴らしていますので、何か対策を考えなければいけないところまで来ていると思います。
U18アジア選手権では、投球制限が設けられるので投げすぎの心配はないですが、ぜひ相手をねじ伏せて優勝してほしいですね!
おわり