アジア大会、男子サッカー、日本対韓国の決勝はエースのソン・フンミン率いる韓国が延長で日本を下し金メダル!
日本は惜しくも銀メダル。そして韓国のソン・フンミンは、この大会を兵役免除と言う「人生をかけた」戦いを勝ち取りました。
この模様を書いていこうと思います。
ソン・フンミン兵役免除決定!
日本にとっては悔しいですが、アジアのエースにまで上り詰めたソン・フンミンの兵役免除は、アジア人にとっては朗報です。
私個人的には、この決勝戦は複雑な気持ちで観てました。なぜなら日本はU-21代表で、海外組も召集しておらず、Bチームに近いメンバー構成。
正直決勝まで行けるとは思っていませんでした。良くてベスト4かなと。
そのBチームの日本代表が、強豪のサウジアラビアを破り、UAEも破り決勝まで駒を進めて1戦1戦、成長をしていったので、これで優勝して金メダルを獲得したらとんでもない自信がつくなと。
しかも相手はU-23とソン・フンミン率いるオーバーエイジ3人を含んだ最強韓国でしたので・・
その最強軍団の韓国代表に延長までもつれ込んで負けはしたが接戦でしたので、これは評価できると思います。もっとやられるかと思いましたから・・
韓国は、絶対優勝しないといけない立場でした。韓国にとって相手は日本でなくてマスコミかなと。
負けたら何言われるか分からない、相当プレッシャーがあったと思います。それをはねのけましたね!
特にソン・フンミンは「兵役免除」という人生をかけた戦いをしなくてはならなかったのでね。
ソン・フンミンの他にもガンバのファン・ウイジョも兵役免除ですね!
トッテナムの監督は何と言っていた?
ソン・フンミンが兵役免除をかけてアジア大会に出場するにあたって、韓国サッカー協会とイングランドプレミアリーグのトッテナムの間で色々いざこざがありました。
すでにプレミアリーグは始まっており、ソン・フンミンはトッテナムで主力選手ですので、離脱は痛手、だがしかしソン・フンミンが兵役になってしまったら、元もこうもない(5年契約を結んだばかり)
なのでトッテナムは痛手を覚悟して1か月もの間、ソン・フンミンを送り出しました。
すごいいいチームだね、普通でしたら、自チームの勝利を優先して出さないと思います。(ハンブルガーSVもレバークーゼンも否定的だった)
そのトッテナム監督のポチェッティーノ監督は
「私たちは何度かそれについて対話した。孫興民が心配しているのは事実」
「彼は優勝することを願い、兵役免除を受けることを望んでいる」
「試合がどうなるかは見なければ分からない。うまくいくと思う。孫興民がゴールも決めて勝たなければいけない。孫興民が兵役免除を受け、我々のチームで経歴を継続することを願う」
と、トッテナムでも兵役問題は関心事でしたし、
- 米CNN
- 英BBC
- 英国のガーディアン紙
- ザ・サン紙
- 米ESPN
- 日本
- 中国
- 東南アジアなどアジアのメディア
も韓国の徴兵制度について語っています。アジア大会がお国柄の問題に発展していいのか?
疑問が残りますが・・
でもスター軍団の韓国代表が金メダルを勝ち取り兵役免除になったので、ソン・フンミンとファン・ウイジョは本当に良かったです。
まとめ
アジア大会のサッカー男子決勝、日本対韓国、日韓戦は普段のアジア大会と言うよりか、韓国の兵役問題と言う世界のメディアの関心を引いてしまった試合になってしまいました。
その兵役の当事者がエースのソン・フンミン。プレミアリーグの試合を欠場してまで、このアジア大会に臨みました
結果は延長戦で日本を下し金メダル!ファン・ウイジョと共に兵役免除を勝ち取りました。
日本人としては負けたので複雑ですが、ソン・フンミンのプレーする姿が見れなくなったら困るので、とりあえずはホッとしましたね。
アジア大会は国際Aマッチには値しないので大会自体の重要度は高くはないと思いますが、韓国にとってはと言うより、ソン・フンミンにとっては人生をかけたラストチャンスのつもりで挑んだものと思われます。
大会よりも兵役免除がクローズアップされてしまったのは少し残念ですが、ソン・フンミンとファン・ウイジョ、金メダルおめでとうございます!
おわり