春になり、ついにオープン戦が始まりましたね
そんな中、テスト生として中日に入団が決まり、本格的に投球を開始した松坂大輔
キャンプ、紅白戦、練習試合と順調に消化して行っています
そして3月4日、松坂大輔にとって初の実戦での投球を披露します
果たして結果は?
また全盛期とは程遠いが、現在の速球は何キロ出ているのかも調べていきたいと思います
3月4日 対楽天戦 オープン戦初登板
オープン戦 中日VS楽天(2018年3月4日 ナゴヤドーム)
中日・松坂大輔が対楽天戦で先発で登板します
松坂大輔は誰も踏んでいない綺麗なマウンドが似合います
2回を投げて31球、被安打2、失点2で西武時代の05年以来に13年ぶりのナゴヤドームでの登板を終えました
ここまで順調だったからか、または投げられる喜びからか、今年の松坂大輔は明るい印象です
でも、中日のユニフォームも松坂大輔は似合っていますね 違和感があまりない
西武ライオンズのユニフォームと色合いが似ているからでしょうか?
試合開始45分前にベンチからグラウンドに姿を見せて、ウォーミングアップ、キャッチボール、ブルペンでのピッチングと“メジャー式”で試合に備えていく
スターティングラインアップが発表され、場内に松坂がコールされると一際大きい声援と拍手が湧き上がったそうです
「北谷のときの球場の雰囲気とは全く違った。今日これだけ多くの人に来てもらった。ブルペンに入る前に、ベンチの前でキャッチボールをしますけど、公式戦さながらの雰囲気を味わせてもらって感謝しています」
と松坂談
初回の登板は危なげなく3者凡退に切る上々の立ち上がり
セットポジションからの投球で、先頭の島内を左飛に切ると、ペゲーロには粘られたが、最後は詰まらせて三ゴロに
銀次も中飛に切って、13球で初回を片付ける
松阪大輔ってこんな立ち上がりよかった⁉
2回はウィーラーをキャッチャーフライに取ったあと、今江に右前安打を許す
今江の打たれた球は完全逆球。アウトコースに投げるはずがインコース高めに
この逆球っぷりは松阪大輔らしい??
2死三塁とされ、打席に迎えたアマダーに1発を浴びてしまった
アマダーは「あの松坂大輔から打ててとても嬉しい」と大興奮でした
この日の松坂大輔はスライダーの切れが良かったと思うが、アマダーに打たれた前の球がスライダーでしたが、アマダーが腰を引いてよけたので
次もスライダーを投げるが、少し球が高く、右中間に運ばれました
その後、山下をチェンジアップで空振り三振に打ち取って降板
松阪大輔に変な緊張感は見られませんでした。ソフトバンクでの最終登板の時とはえらく違う印象
やりきれている、そんな表情に感じました
「僕としては今日も普通にマウンドに上がれて、普通にゲームに投げられたので、それが1番じゃないですかね」
と松坂大輔は言っていました
ちなみに、ナゴヤドームのマウンドは、硬くて投げやすいそうですよ!
この日最速は何キロ出てた?
ピッチャーにとってスピードと言うのはいつになっても追いかけたいもの
以前の松坂大輔はスピードガンとにらめっこしていました・・
確かに今はオープン戦なので、速球よりも内容の方が重要ですが、今の松坂大輔にとって速球は追いかけていません
この日の最速は、144km/h
「前回もあまりスピード意識してないので。その日のマックスとか聞いても寂しいので(笑)スピードに関しては正直あまり意識していません」と松坂
かつての剛腕からは程遠いですが、肘と肩を手術してこの速球が出れば合格ではないでしょうか?
平均して直球は140km/h出ていました 順調な証拠です
これが135km/hくらいだったらちょっと心配しましたが
プラス、ボールを動かしてバットの芯を外す投球も見えました。
ニュータイプの松坂大輔の登場ですね かなりの葛藤があったと思いますが
今年の松坂は、スライダーやカットボールのキレがいいんですよね
これを軸に投球していくのかな?
まとめ
松坂大輔は、今シーズン中日ドラゴンズとして1年間戦います
キャンプ、紅白戦、練習試合、そして本日のオープン戦と順調にきているようです
以前のもがき苦しんだのが解決に向かっていて、今年の松坂大輔は充実感というか、明るい表情になってます
そしてこの日の最速は、144km/h出ていました
松坂本人は寂しいと語っていますが、ヒジ、肩にメスを入れた投手がこのスピードを出せれば十分ではないでしょうか
あとはいかに打者のタイミングをはずすか
明日以降、体に問題なければ、次の登板は3イニングなり4イニングなり、イニングを増やすといいます
復活に向け、決して無理はしないでほしいです
松坂大輔が無事投げられて、個人的に一安心しました
おわり