第100回全国高校野球記念大会で南埼玉代表の浦和学院が東東京の二松学舎大付に6-0の完封勝ちをおさめました。
浦和学院は2戦連続の完封勝利で夏は32年ぶりのベスト8。
なかでも浦和学院の渡辺勇太郎投手が完封勝利でこの日もMAX149キロを計測。
この大器の片りんを見せるプロ注目の渡辺勇太郎投手の事を書いていこうと思います。
浦和学院VS二松学舎大付
第100回全国高校野球記念大会でベスト8をかけて浦和学院と二松学舎大付が対戦しました。
この2校は関東の高校対決なので、少しもったいない対決ですね・・
先行は浦和学院でしたが3者凡退。
ここでプロ注目の浦和学院の渡辺勇太郎投手が出てきました。前回の試合の対仙台育英戦でも6回を投げて0に抑えています。ちなみに仙台育英戦のMAXは149km/h。
この日、二松学舎大付戦は甲子園に雨が断続的に降っていて、時折強く降りまして、マウンドは投げづらかったと思います。
にもかかわらず、この日の渡辺勇太郎は制球力が安定していましたね。前回の仙台育英戦の反省点を生かしてコントロール重視の投球に切り替えたと言っていました。
浦和学院の攻撃は、バッター陣が2巡目になり、狙い球を絞ってきて逆方向に打つのが功を奏して、3回に2点を先取、その後も5回に2点、6回にも1点を入れ試合を決定づける。
結果は6-0で浦和学院の勝利で渡辺勇太郎は自身「初」の完投、そして完封勝利です。
練習試合含めても9回を投げ切るのは「初めて」だったそうです。球数も109球なのもありましたが、まだまだ余力があったように見えましたね。
投げては浦和学院の渡辺勇太郎がピンチの時には1段ギアを上げて、140キロ後半のストレートを連発して二松学舎大付の打者を圧倒して10奪三振を奪う。
この日は雨が降っていてマウンドが悪い状態でしたが、MAX149km/hを計測し、会場を沸かしました。このマウンドのコンディションで140キロ後半のストレートを投げ込むのはスゴイ!
渡辺勇太郎の伸びのあるストレートに、二松学舎大付の打者は差し込まれていて、ほとんど打てていませんでしたね。
仙台育英戦といい、二松学舎大付戦といい、渡辺勇太郎は打たれていません!すごいピッチャーですよ!
まるで高校生の中にプロのピッチャーが投げているみたいでした。
これは一気に今年ドラフト上位に食い込んでくるのではないでしょうか?
渡辺勇太郎は大谷翔平2世?
ここで簡単ですが渡辺勇太郎のプロフィールをご紹介します。
渡辺勇太郎(わたなべ ゆうたろう)
身長:190センチ
体重:87キロ
右投げ右打ち
ストレート:MAX149km/h
持ち球:スライダー、カーブ、フォーク
渡辺勇太郎自身、エンゼルスの大谷翔平選手のピッチングフォームをイメージしている。
プロのスカウトの評価は?
腕のたたみ方は、大谷翔平に似ていて、順当に行けばローテーションの柱になる存在。
スケールが大きく夢のある選手。身体も柔らかく使って投げられてるし、大谷翔平に似ているね。
物が違う、今大会ナンバー1の選手。投げ方に無理がない。ボールの質もいい。
身体のバランスがいい。投げ方も非常にうまいし、伸びしろがある。
など、スカウト陣の評価も上々です!
まとめ
第100回全国高校野球記念大会、浦和学院対二松学舎大付は6-0で浦和学院の完封勝利。
なかでもプロ注目のピッチャー、浦和学院の渡辺勇太郎は自身「初」完投&完封で32年ぶりベスト8に駒を進めました。
渡辺勇太郎の投球は、プロのスカウトの評価もなかなか上々で、大谷翔平になれる可能性も大とのこと。
浦和学院の渡辺勇太郎投手、ますます期待したいですね
ベスト8の戦い楽しみです。昨年の花咲徳栄に続いて、浦和学院にも優勝旗を持って帰ってほしい。
おわり