みなさんこんにちは
いかがお過ごしでしょうか
今回は”平成の怪物”松坂大輔の通算成績と
年俸の推移を独自視点を交えてお伝えできればと思います。
華々しいデビュー‼ 光り輝く西武時代
夏の甲子園で春夏連覇、決勝ではノーヒットノーランという偉業を達成し、鳴り物入りで西武ライオンズドラフト1位で入団
ちなみにこれ以前から西武は、くじ運が強いというか清原和博を引いたりスターを引き寄せますね
対日本ハム戦デビュー戦で片岡から三振を奪った速球が155㎞/hを計測して度肝う抜かれました
たったまだ18歳ですよ!つい最近まで高校生ですよ!このあどけない顔からは想像もつかないほどの球をうなりを上げて投げこんできます
そしてかねてからの楽しみだったイチロー選手との対決は、見事3打席連続三振を奪いました
この当時のイチローはオリックスブルーウェーブに在籍していて最多安打、連続首位打者など確固たる人気と地位を築いていた選手です
あの滅多に三振をしないイチローが18歳の松坂大輔に3三振ですよ
ゲームが終わった後の松坂のヒーローインタビューでは名言でもある
「今までイマイチ自信が持てなかったのが今日で自信から確信に変わったと思います」
すげー!こんなこととてもじゃないけど言えるって18歳の松坂大輔恐るべしです
一方3三振を喫したイチローは「直球だけでなく、変化球にも力があった」とコメント
「リベンジ」という言葉を流行らせたのも松坂大輔ですね
4月21日の千葉ロッテマリーンズ戦では黒木知宏と投げ合い、0-2で惜敗。
この試合後に「リベンジします」と宣言し、次のロッテ戦で再び黒木と投げ合い、1-0でプロ初完封を記録し言葉通りリベンジを果たしましたこの松坂の「リベンジ」は、上原浩治の「雑草魂」とともに同年の流行語大賞に選ばれましたね!
この年ルーキーイヤーで
- 7月度月間MVP、
- 16勝を挙げ最多勝、
- 最高勝率、
- ベストナイン、
- ゴールデングラブ賞
- 高卒新人の投手として33年ぶりの新人賞(堀内恒夫以来)
これ以上ない最高な成績を残しました。
更には
- 開幕投手も務めたり、
- オリンピック出場、
- 2004年には日テレアナウンサーの柴田倫世さんと結婚、
- WBC(ワールドベースボールクラシック)2大会連続出場、見事世界一に貢献、同大会2大会連族MVPに選ばれる。
- 同年自己最多の17勝を挙げ翌年ポスティングシステムでボストンレッドソックスに移籍する(当時のレートで60億で交渉権獲得、5200万ドル6年契約で合意、総額100億円越え)
途中右ひじの怪我等で活躍できない時もありましたがおおむね順風満帆な日本プロ野球時代だったのではないでしょうか
レッドソックス時代も15勝200奪三振達成、チームも世界一になる。
2008年には自己最多の18勝挙げる
だが、ここから徐々に成績が落ち始めてしまいます
投手の宝というべき肩の怪我、背中の張りなど思うような成績を残せず、また兼ねてからのコントロールの悪さ(四死球が多い)などでインディアンズ傘下のマイナーリーグやニューヨークメッツに移籍しましたが、かつての剛腕は復活できませんでした
体調管理なのか、それとも日本と違いメジャーリーグのマウンドの固さや調整方法などの違いで思うように投げられなくなってしまいました
松坂はかつて「僕は”回遊魚”毎日投げてないと調子狂う」と言っていました
一方のメジャーでは「肩は消耗品」の考えで、なるべく投げさせない方向で進めるらしいです
投げたい松坂と投げさせたくないメジャー側との摩擦でますます松坂らしさが失われて行きました
そして日本に帰国、ソフトバンクに4年総額12億で入団、松坂世代の新垣渚がかつてつ付けていた背番号18をつける
いよいよ日本でまた松坂の雄姿が見れると思いましたが、度重なる怪我で手術までしてしまいましたね
その間長いリハビリを重ねて2016年にマウンドに立ちますが、散々たる投球内容でKO
好待遇でありながらまったく結果を出せておらず、単純計算で1球当たり約2050万円、ファンからは批判が殺到してしまいました
結局日本で投げられないままソフトバンクに戦力外宣告をされました
松坂当人は現役続行を希望していますが・・
通算成績↓↓
NPB 9年 登板204 完投72 完封18 勝利108 敗戦60 セーブ1 奪三振1357 防御率2.96
MLB 8年 登板158 完投1 完封0 勝利56 敗戦43 セーブ1 奪三振720 防御率4.45
最多勝3回、最多奪三振4回、最優秀防御率2回、新人王、沢村賞1回、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞2回、WBC最優秀選手2回
年俸の推移は?
金なる木の松坂ですが、気になる年俸の推移を見ていきたいと思います
西武入団時契約金1億円
1999年(1年目)・・・・・・1300万円(西武)
2000年(2年目)・・・・・・7000万円(西武)
2001年(3年目)・・・1億0000万円(西武)
2002年(4年目)・・・1億4000万円(西武)
2003年(5年目)・・・1億1500万円(西武)
2004年(6年目)・・・2億0000万円(西武)
2005年(7年目)・・・2億5000万円(西武)
2006年(8年目)・・・3億3000万円(西武)
2007年(9年目)・・・6億3000万円(レッドソックス)
2008年(10年目)・・8億3000万円(レッドソックス)
2009年(11年目)・・8億3000万円(レッドソックス)
2010年(12年目)・・8億3000万円(レッドソックス)
2011年(13年目)・10億3000万円(レッドソックス)
2012年(14年目)・10億3000万円(レッドソックス)
2013年(15年目)・・1億5000万円(インディアンス)
2014年(16年目)・・1億5000万円(メッツ)
2015年(17年目)・・4億円(ソフトバンク)
2016年(18年目)・・4億円(ソフトバンク)
2017年(19年目)・・4億円(ソフトバンク)
合計 78億9800万円
西武入団3年目で1億円突破はこの当時すごいことですよ
やはりメジャーリーグの年俸は桁違いに破格です。放送権収入やケーブルテレビ料金、グッズ販売などですね。サッカーでもJリーグと世界のリーグでは破格です
まとめ
平成の怪物 松坂大輔もこの年齢になってくるとちょっと厳しいと思いますね
現役続行を唱えていますが、取ってくれる球団があるか?あるとしても独立リーグとかでしょうか?
若いときから身体が頑丈だった分その分のツケが回ってきていると思います。横浜高校時代も、ハードな練習していても翌日にはケロッとしていたようです。
中には早熟だったのかというコメントもありますが、早熟だったらもっと早い段階でガタが来ていると思います(江川 卓、ハ〇カチ王子??)
あとは、身体のケアや自己管理不足もあったのではと思います。どこかに自信という「慢心」があったのではと思います。舐めているとは思いたくないですが、どこかでほんの数%、大丈夫だという緩みがあったのではと思います
これからは年俸も著しく厳しいと思いますので、いちファンとして、なんとかもうひと頑張りしてくれたらとっても嬉しいのですけどね
おわり