巨人復帰の上原浩治にあって村田修一にないものは？入団が決まる理由

プロ野球もオープン戦も中盤に差し掛かり主力級の選手も出場しています

そんな中、カブスをＦＡとなった上原浩治は、古巣の巨人に入団が決まりました

巨人は若手にシフトチェンジという事で村田修一を戦力外にしたのにも関わらず、なぜベテランの上原浩治を獲得したのか？

また村田修一が決まらなかった違いは何なのかも検証したいと思います

上原浩治が巨人復帰！

メジャーリーグのシカゴカブスからＦＡになっていた上原浩治が3月9日に巨人に入団会見を行いました

契約は１年で契約金１億円、年俸２億円（推定）プラス出来高払い

背番号は、平成の大エースと言われた巨人の斎藤雅樹が付けていた１１に決まりました

当初はメジャー以外は引退する決意だったが、現役続行への情熱が勝ったそうです

それと、子供が野球をしている姿を見たいというのが一番の決め手だったようですが・・

本人も軽はずみな発言と言っていましたが、メジャー以外は引退と言っといて、巨人に入団は少しどうなのかと

恐らく、メジャーでは自分はまだやれる、需要はあると勘違いした感がありますね

なのにどこもメジャーから取ってくれる球団はなく、仕方なく日本で続けるということでしょうか？

意思がブレブレな気がします。イチローとは違いますね

村田修一が栃木ゴールデンブレーブス入団

巨人を自由契約になった村田修一が、ＢＣリーグの栃木ゴールデンブレーブス入団が決まった村田修一内野手（３７）

９日、栃木・小山市内で新入団会見を行ないました。背番号は２５

これには個人的には、入団が決まってほっとしている部分と、BCリーグ入団と残念な気持ちもあります

BCリーグの月収

キャンプ期間中の月収は上限１０万円、シーズン中は同４０万円とされており、今年の球団からの収入は最大でも２５０万円と言われています

これって、サラリーマン以下ではないか・・

村田修一は去年まで、巨人時代の年俸は2億2000万円もらっていたので、約100分の一の年俸

税金どうするのか

村田修一年俸推移

BCリーグとは

日本の独立リーグの１つで、リーグ名はＢａｓｅｂａｌｌ（野球）とＣｈａｌｌｅｎｇｅ（挑戦）から。

０７年に「北信越ＢＣリーグ」として長野（信濃）石川、富山、新潟で発足。

０８年に群馬と福井、１５年に武蔵と福島、１７年に滋賀と栃木が加入し、現在１０球団。東西２地区に分かれて前後期制で計７１試合を行う。

上原浩治に持っていて、村田修一にないものは？

上原浩治と村田修一との契約金の違いは月とスッポンです

上原浩治が契約金＋年俸で2億

村田修一が上限でも月収40万⇒シーズン中の給料250万とします

この違いは何なのか？

契約金に関してはもちろんＮＰＢ（日本野球機構）とＢＣリーグの違いなのでスポンサーも違いますので

上原浩治がＮＰＢにオファーがあり村田修一がＢＣリーグにしかオファーがないのは何が違いか？

上原浩治

ポジション：投手

野手とは違い、ピッチャーは何人いてもいいですよね

投手は、先発、中継ぎ、セットアッパー、ワンポイント、抑えと役割が決められているので、その役割を果たせる人材がいたら、のどから手がが出るほど欲しい

それはどの球団でも一緒ですね

しかも上原浩治は、元巨人のエース！しかもメジャーでレッドソックス時代に抑えで世界一になっている投手

上原浩治のストロングポイント

• コントロール抜群
• リズムの良いピッチング
• 球のキレがよい（遅い球を早く見せられる）
• 変幻自在のフォークボール（スプリット）

これらがあるので、40歳を超えても（4月3日で43歳）オファーがありますね

しかも上原浩治は、15球くらいだったらすごい球を投げるといいます

15球と言ったら、1イニングを投げる計算

コントロールのいい上原だったら可能な球数です

しかも、自身の経験（これまでの投球術、メジャーでの経験）または、日本代表の経験などを若手に伝えることができます⇒若手の成長

これでも球団としたらとてもプラスになります

村田修一

ポジション：サード

野手のポジションはどうしても1ポジション１人になりますね

ポジションもサード、もしくはファーストでしょうか

今はどこの球団もサードやファーストは人材がそろっています

元中日監督＆ＧＭの落合博満氏が、「俺だったら獲得する」とおっしゃっていましたが、現在中日の森監督は、村田修一ではなく、松坂大輔を獲得しました

村田修一のストロングポイント

• 長打が打てる
• 守備が上手い
• 怪我が少ない

村田修一は通算本塁打360本、通算安打1865本打っていますし、本塁打王やゴールデングラブ賞も獲得しています

あと135本で2000本安打到達です　そして年間を通じて怪我で離脱が少ない選手です

そんな一流の選手がなぜＮＰＢからオファーがなかったのか

若手の見本にならない・・

横浜ベイスターズ時代の頃の言動がかなりイメージが悪く定着しているようですね

• 協調性なし（一匹オオカミ）
• 謙虚さがない
• ベンチで居眠り
• 輪を乱す

このような言動のイメージが定着しているので、他球団はなかなか獲得の意思を示さなかったようですね

いいイメージと悪いイメージで比較すると、圧倒的に悪いイメージが記憶に残ってしまいます

これは、サラリーマンでも一緒ですね

それでも栃木ゴールデンブレーブスが救ってくれたのは、悪いイメージを差し引いてもプラスと考えたからでしょう

まとめ

上原浩治と村田修一はハッキリと明暗が分かれてしまいました

上原浩治は古巣の巨人と契約

村田修一はＢＣリーグの栃木ゴールデンブレーブスでの契約

この差は何なのかと言うと、ポジションの関係もありますが（投手と野手）一番は人間性でしょうか

若手の見本になるか、ならないかではないでしょうか

若手に悪い癖を付けられたら、一気にチームとしてはバランスを崩して崩壊の道へと進んでしまいますから

上原浩治は恐らく1イニング限定の登板だと思います。1イニングでしたらまだまだやれると思います

村田修一もまだ身体は老け込んでいないので、ＢＣリーグで結果を残してＮＰＢに復帰できるか？

NPBの支配下登録期限は7月31日です

そこまでに結果をだせは行けると思うし、ＮＰＢの主力級の選手が怪我等で離脱したら、思いがけないオファーが舞い込んでくるかもしれないので、集中を切らさないでほしいですね

戦いはまだ終わらないです

おわり