今回は阪神タイガースのエース、藤浪晋太郎投手の事を書きたいと思います
藤浪晋太郎はプロデビュー以来輝かしい成績を残していましたが、ここ最近はコントロールを乱し、結果自滅の道を辿ってしまい・・
その乱調が少し異常なようなので、ひょっとしたらイップスではないか?
それと、ダルビッシュ有投手とも交流があるようなので関係性も探って行こうと思います
プロフィール
- 氏名:藤浪晋太郎(ふじなみ しんたろう)
- 出身:大阪府堺市
- 生年月日:1994年4月12日
- 身長:197㎝
- 体重:89㎏
- 出身高校:大阪桐蔭高等学校⇒甲子園春夏連覇
- 所属チーム:阪神タイガース
- 背番号:19
- 右投げ右打ち
- ポジション:投手(最速160km/h)
- 2012年ドラフト1位
- 年俸:1億2000万円(2018年)
同期にはあの大谷翔平選手もいます
藤浪晋太郎は勤勉で努力家
- 水泳では泳力検定1級、幼少時代の水泳のインストラクターは巨人の小林誠司捕手の母親
- 学校での得意科目は英語で、小さい頃から英語教室に通い、中学3年で英語検定準2級を取得
- 読書も好きで、野球関係の本以外にも東野圭吾や山田悠介の小説を好んでいる
勉強もスポーツも両方できたんですね!おまけにイケメンだし言う事ないです
イップス?
藤浪晋太郎は一年目から順調に活躍していって
- 2013年:10勝6敗 防御率2.75
- 2014年:11勝8敗 防御率3.53
- 2015年:14勝7敗 防御率2.40
- 2016年:7勝11敗 防御率3.25
- 2017年:3勝5敗 防御率4.12
と2015年までは順風満帆に行きましたが、2016年から成績が下降していきました
その理由は・・フォアボール、そしてデットボール(死球)が多くなり試合を壊してしまう試合が何試合もありました
しかもデットボールも、特に右打者に「すっぽ抜けるように」当たり、乱闘寸前までいったケースも
その発端がこの場面↓
この後もヤクルト 畠山選手に顔面デットボールで乱闘↓
この投球を見て藤浪晋太郎は「イップスなのでは?」と言う声が聞こえました
イップスとは=精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状
プロゴルファーも、パッティングの時に緊張から思うように身体が動かずパットが入らなかったり
テニスのサーブや野球のスローイングの時なども筋肉が硬直してしまい思うようにできないと行った症状があるので、スポーツでイップスは珍しくありません
あの、メジャーリーガーのイチローもイップスにかかった事があるそうです(高校2年生から97年)
藤浪晋太郎も、もともとコントロールは良い方ではありませんが、大きくすっぽ抜けるボールをたびたび投げる症状は、イップスの疑いを診る関係者も多くいました
バッターからしたら、顔面付近に時速150キロのボールを当てられたりしたら選手生命にかかわるので、そりゃ怒ります。
それで藤浪晋太郎は、バッターから威嚇されて委縮してしまったのか?
また、デットボールを当ててはいけないと思いすぎて逆に意識が働き、投球フォームがバラバラになってコントロールが効かずに逆に抜け玉が多くなり、デットボールが増えてしまったのか?
他にもコーチや監督との人間関係もあると思います
イップスになる人の性格って
- 真面目すぎる
- 繊細
- 考えすぎ
- 責任感が強い
- 完璧主義
そんな気がします。藤浪晋太郎も真面目で繊細な性格だと思います
それでデットボール当ててはいけない、勝たなくてはいけないと自分にプレッシャーをかけてしまったのではないでしょうか?
もがけばもがくほど、泥沼にはまっていく・・
イップス解消法は?
まだ藤浪晋太郎がイップスになっているという事実はないので、断定はできませんが
これと言って完治するという治療法はありません。
イップスが原因で引退をされたアスリートはたくさんいます
プロの選手ですから当然メンタルトレーナーが付いていると思いますので、時間はかかりますが根気よく治療していくしかないと思います。
ちなみにイチローはイップスの克服法は「センス」と言っていました。イチローらしい発言だ
藤浪晋太郎自身はどう思っているか本人しかわかりませんが、試行錯誤している途中だと思いますね
また落合博満氏(元中日監督、GM)が藤浪晋太郎の不調の原因は下半身だとも言っています
つまり走り込みが足りないと、走り込みから逃げていると
昔の人ならではの意見ですね!
「喝」の張本さんも、400勝投手、金田正一さんも走り込み重視論です
私はこの意見には賛成です。投手は徹底的に走り込んだ方がいいと思います。
下半身はいくら筋肉をつけても細かい細い筋肉の部分までは鍛えられないと思いますね
走れば毛細血管が伸びてスタミナもつきますし、バランスも良くなる。
なんだかんだ言っても、昔のピッチャーは怪我も今ほどなかったと思います
これに対し、異議を申しているのがあのダルビッシュ有投手です
ダルビッシュとの関係は?
藤浪晋太郎とダルビッシュとの関係はプロ1年目から親交があり、2016年オフに「弟子入り」しています
ダルビッシュの「一日6食」「ウエート重視」など“ダル理論”を導入して地道にスケールアップを図ってきた藤浪晋太郎
今回も、米国の最新鋭機器を利用したトレーニング法など「引き出し」が増えそうですね
16年の12月にはチェンジアップの握りや手首の使い方を教わっていたりして、技術面でも新たな収穫に期待が持てますね
今年は初の海外自主トレでダルビッシュとトレーニング
今回は、あのメジャーリーガーのNo・1左腕のクレイトン・カーショー(ドジャース)が電撃合流するそうです
ダルビッシュは藤浪晋太郎に対して「自分というよりカーショウから色々盗んで欲しい」コメントしています
まとめ
藤浪晋太郎はプロデビューから成績を残し、阪神タイガースのエース格として成長しました
が、ここにきてイップスではないか?と疑われる様な投球を見せています
その解決、改善策として、ダルビッシュとの自主トレで最先端のトレーニング方法を一緒に学んでいます
だが、私個人的には、ダルビッシュにはダルビッシュの、藤浪晋太郎には藤浪晋太郎のトレーニング方法があると思うのですが・・
かつてダルビッシュに弟子入りした巨人の澤村 拓一ですが筋肉をつけすぎて逆に動きが悪くなって成績を落として、最近は肩の故障で長期離脱
松坂大輔もメジャーのトレーニングで故障
メジャーと日本人は基本的に身体が違うので合わないかな~と思います
やはり落合博満氏の言っている通りに、とことん走りこんで一年間戦える身体をこの自主トレで行った方がいいと思うのですが
イチローとダルビッシュのトレーニング方法の違いに似てますね
藤浪晋太郎は大谷翔平と並んでと言いますか、大谷翔平よりもメジャーからの評価は高かったんです
それが今、苦しんでいるのでとても歯がゆいです
どんなトレーニングであれ、藤浪晋太郎が復活してくれたらとっても嬉しく思います
今まで苦しんだ分、復活してくれたら鬼に金棒状態です。
これからの藤浪晋太郎に期待します
おわり