みなさんこんばんは
いかがお過ごしでしょうか?
今回はサッカーの話題です。EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ(旧東アジア選手権)の特に日韓戦の内容について書きたいと思います
日韓戦を観て・・
E-1チャンピオンシップの日韓戦ですが、率直な感想は「なんですの?これ?」です
こんなひどい日韓戦は久々と言うか、過去にないんじゃないのではと思うくらいに日本代表のプレーはひどい印象に見えました
今回の大会は、日本、韓国共に海外組は召集されていない。
- 浦和レッズのメンバーは、クラブワールドカップの関係で召集できなかった
- 国内組の清武 弘嗣、杉本 健勇は怪我等で離脱
- 今の国内組でTOPと言える選手を招集
ほぼ、韓国と同じ様な条件で試合に臨んでいます
このE-1チャンピオンシップは日本、韓国、中国、北朝鮮の4か国での戦いです
日本の初戦、北朝鮮戦は井手口のミドルシュートで辛くも1-0で勝利
次戦の中国戦は2-1と後半にいいリズムで勝利
この韓国戦で引き分け以上で優勝と言う事なので、ただでさえ日韓戦で熱い戦いになるのに、さらに優勝すれば半年後のロシアワールドカップにも選ばれるかも知らないしモチベーションとしては良いと思いました
前半早々にFW伊藤のスピードでPKをもらい小林悠が決めて幸先良いスタートを切ったかに見えました
がここから韓国の猛反撃が始まり、日本代表は受け身になり立て続けに失点をしてしまいました
この日韓戦を観ていて、明らかに日本代表のプレーがおかしい・・焦っている、慌てている、
代表何十試合も出ている今野選手も慌てていました
パスミス、トラップミス、連携、連動ミスがあり、選手は相当プレッシャーを感じていたのかなとも感じました
普段の技術はとても上手いのに、ちょっとプレッシャーがかかると凡ミスを繰り返す・・
とてもいや~な前半でした(1-3で2点ビハインド)
前半だけで3失点はここ何年もありませんでした(記憶にない)
後半ハリルホジッチ監督は、選手を変えてくるのかと思いましたが交代なし。
前半のいやな流れのまま後半も入ってしまいます
そして後半にも点を入れられ、1-4になる
ようやく川又選手が入ってきて、少し流れが変わりましたが、依然ちぐはぐなそして単調な攻め
川又選手の惜しいシュートぐらいが後半の唯一の見せ場でしょうか?
このまま1-4で韓国の勝ちとともに韓国のE-1優勝が決まりました。
ホントにこんなひどい日本代表のプレーは今までないんじゃないかと言うくらいヒドイ試合で終わってしましました。
また試合中控えのメンバーが、負けているにもかかわらずヘラヘラ笑っていたのが印象的でした
こうなるとこの大会の
- 存在意義さえ危ぶまれると・・
- ワールドカップ本番まで実践の機会がなにのに無駄に使う
- 何としても代表に入るという気迫がない
なぜだ?テレビの解説はラモス瑠偉さんと小野伸二さん、ピッチ解説が山口基弘さん
とくにラモス瑠偉が「何でもっと熱くならないんだ」ともおっしゃっていました。
もともとラモス瑠偉は熱い人間性をもっていますからね
私個人的な印象ですと、単純に「韓国にビビった」だけだと思います
韓国は対日本戦になるとどんな試合でも、ものすごく熱くなって挑んできます
その勢いにのまれて後手後手に。
2014年のワールドカップで日本対コートジボワール戦で、エースのドログバが出てきてから日本は明らかに変わってしまった。(ビビった印象)
「蛇に睨まれた蛙」状態な感じをこの韓国戦でも受けました
日本代表の経験が浅い&初代表の選手もいたので、いきなり日韓戦でしたので、あたふたしたのだろうと思いました。
ハリルホジッチ監督は何か諦めたような打つ手のないような「白旗」状態
試合後のインタビューでもハリルホジッチ監督は
- 「やる前から韓国の方が強いとわかっていた」
- けが人がいてA代表かもB代表かもC代表かもしれない
- この大会で2勝したことを誇りに思う
ハリルホジッチの監督としての力量も疑いたくなるコメント。Wカップの国はみんな格上ですよ
この日韓戦は何もかも、うまくいかなかった90分でした
また更に日本サッカー協会の田嶋幸三会長からは
- 「ひと言、情けない。がむしゃらになって取り返しにいく、代表としての誇りを持っているのか」
- 「久々にこんな試合を見た。3点差での敗戦は記憶にない」
- 「次元の違う情けなさ」
とバッサリ!
なぜこうなってしまったのか?
日本代表は下手くそになった⁉
なぜこんな惨敗をしてしまったのか?
いくら海外組がいないとしても
主力がケガでいなくても
日本のサッカーはある程度できると思っていた
がこの韓国戦は・・
- ハリルホジッチ監督のやりたいサッカーが選手に伝わっていない
- 日本代表のストロングポイントが消えてしまった(細かいパス交換でリズムや相手を崩す戦法)
- 選手間のコミュニケーション不足
ハリルホジッチ監督は「縦に早いサッカー」を信条としていますから、これまでの日本のパスサッカーは封印に近い
これには私はせっかく築き上げた「ワンタッチでのボールのさばき」で相手を崩すやり方は変えなくてもいいかなと思います
この韓国戦はただひたすら相手の背後にボールを出してという戦法、または縦に早いボールを供給してました。いずれも相手にカットされ通用せず・・
試合後に韓国の選手にも「ハリルホジッチは日本には合っていない」とも言われよう
セルジオ越後さんもここぞと言わんばかりに、「監督解任」だと
プラスの意味でこの日韓戦を考えたら、はっきりと
- 「使える選手」と「使えない選手」が分かった事
- ハリルホジッチのサッカーは国内組では無理なこと
でしょうか?
まとめ
残念な結果になりました日韓戦
国内組とハリルホジッチの悪いところが出た試合でした
これに海外組が入ったらどう変わるかと言っても正直不安な感じです
ハリルホジッチの縦に早いサッカーとパスワークサッカーを組み合わせてはダメなのでしょうか?
その時の状況で臨機応変に対応すればいいと思いますが、それを体現できるのはまだ先な気がします
”悪い膿”も出たところなのでこれからのハリルホジッチの采配と日本代表の進化に期待します
最後に「良かった頃」の動画を観て気分を変えたいと思います。いいパスワークだ
おわり