みなさんこんにちは
喪中時に年賀状が届いた場合どのように返事を書いたらいいかよくわからないと思います。
一般的な決まり事やマナーなど順を追って説明していければと思います
まずは喪中(もちゅう)について書いてきます
喪中とは?
近親者が亡くなった場合にその死を悲しんで一定の期間、喪に服すことをいいます。
喪に服す=『人の死後、その近親の者が、一定の期間、外出や社交的な行動を避けて身を慎むという風習に従うこと』
喪中はがきの出す時期は?
年賀状は1周忌までは喪中ハガキとなります。
基本的には、喪中はがきは1年以内に2親等内の親族が亡くなった場合に送る必要があります。故人との関係で2親等にあたる続柄とは、次の方が当てはまります。
故人の1親等: 両親、配偶者、子
故人の2親等: 兄弟姉妹、祖父母、孫
喪中はがきは、お祝い事を控える事を事前に知らせる役割があり別名「年賀欠礼状」とも呼ばれます。
そのため、相手が年賀状の用意を始める前に届くよう発送する必要がありますね。
アンケートによると、9割の方が「12月16日以降に年賀状を投函する」と答えています。
なので、12月の初めころには喪中を伝えた方がいいと思います。
11月中には喪中はがきを作成して準備することをお勧めします
喪中はがきの書き方は?
喪中はがきは特に決まりはないため、はがきを購入して作成してもよし、自由に自作して自宅で印刷して作る事もよしです。
白黒やカラー、背景に蓮や睡蓮などの絵が入っているものなど、好みで作成しても問題ありません。
私製はがきで作成する場合は、仏事の案内に使用する弔事用の切手を使用します。
弔事用切手は郵便局の窓口で購入できます。
最近では、通常の切手で代用しても問題ないようですね
また、喪中はがきはインターネットで簡単に注文することができます。
いくつかご紹介します
喪中時に年賀状が来た場合は?
年賀状が届いてから喪中はがきを出していなかったことに気付くこともあります。(ホントはまずいですが・・)
その場合、新年が明けてから送るには喪中はがきとしてではなく、寒中見舞いとして出します。
内容は寒中見舞いの挨拶文や年賀状を頂いたお礼、年賀状を出せなかったお詫びなどを記載します。
寒中見舞いの文例は?
寒中見舞い・・暑中見舞いと同じような季節の挨拶状でした
が、最近では松の内(1月7日)までに出せなかった年賀状の返礼に使われることが増えました。
喪中の人や年賀状を出しそびれたときにも活躍してくれますね
寒中見舞い出すのは、松の内(1月7日)があけてから立春(2月4日)まで。
投函は1月末までを目安に!以下のシーンで寒中見舞いは出しますね
- もらった年賀状への返事
- 喪中の人への寒中見舞い(喪中はがきへの返事)
- 喪中にもらった年賀状への返事
- 喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫び
寒中見舞いのはがきは?
寒中見舞いは年賀はがきではなく、官製はがきを使います。「年賀」とは新年を祝いや挨拶なので、喪中のお相手には失礼になってしまいます!
なお、切手は寒中見舞い用というのはないので、基本どのような切手を使用しても問題ありません。
寒中見舞いを喪中の人が送る際も、切手は慶弔切手を選ぶ必要はありません。
寒中見舞いテンプレート集 ぜひ参考になさってください
まとめ
喪中時に年賀状が届いた場合は、寒中見舞いとして投函します。
喪中の書き方、出し方、年賀状が届いた時の対応などいろいろマナーに沿って書かないと相手に失礼になってしまします。また気苦労もあると思います。ましてや喪中などはしょっちゅう出さないと思います
なので始めは慣れないと思いますがテンプレートや寒中見舞いの文例集などもご紹介させていただきましたので、ご参考になってください
おわり